センスアップの具体的方法!絵のセンスを上げる訓練4選

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前回イラストのセンスについての定義と磨き方について考えました。

今回はその具体的なエクササイズを4つ紹介いたします。

前回の記事を前提にしておりますので、まだ見てなければ前回を見ておいてくださいね。

 

100本ノック

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情報をひろって描く力を鍛える訓練です。あらゆる情報や可能性を、紙に描き散らすことを目標にします。

「画力をあげるために必要なのは、とにかく数」という意見は間違いではありません。

もちろん質も同様に重要ですが、質をあげるにも考える頭とそれを描きだす力が必要です。数をこなすことで、それを鍛えるための訓練です。

とにかく、100枚

顔でも、服でも、全身でも。センスがほしい分野をピンポイントで、100描きましょう。

 

タウンウォッチング

 

sensemigakikata5タウンウォッチングとは、その名のとおり、街を歩きながら、お店や街並み、そこにいる人を観察することです。

散歩の一種ではありますが、マーケティングの手法でもあります。

有名広告社の新人研修にも、取り入れられていると有名です。

 

ひとのしぐさや生活。物や、お店の雰囲気、装飾。

足をつかうことで、街の空気を肌で感じることができます。

これらの情報や刺激を、すべてヒントにしていく、という手法です。

 

テーマを決めるのも効果的です。

「今日は靴」といったように、徹底して足元を見続けてみる。

いろんなデザインからインスピレーションを得たり、靴のかたちの変化をデッサンにいかしたり。

思いもよらぬ発見が、絵に反映されることも少なくありません。

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2016.09.06

人間観察

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「我々は人間についてあまりにも知らない。絶望的に知らなすぎる。」

ドイツ詩人のヘルマンはそんな言葉を残していますが、まさにその通りです。

 

「歩くときは腕を前後にだす」「笑うときは口角をあげる」など、わたしたちは『だいたいの人間の動きがどういったもの』か、知っています。

しかし、一度じっくり、こまかく観察してみると、いかに理解をしていないのかがわかるはずです。

 

たとえば、歩くときの重心のうごきや、女の子が喜ぶときどんな手の動きをするか、子供が走るときの腕の振りあげ方。

相手に伝わるほど見つめると気持ち悪がられてしまいますが、理解の深さによって絵の説得度がまるでちがってきます

 

アニメ業界では、日常風景を「日常芝居」と呼びます。

魔法をつかったり、敵と戦ったりなど『非日常な風景』は、だれもがじっさいに見たことがありませんから、多少ごまかしても気になりません。

逆に、ご飯をたべたり、着替えたりする『日常風景』は、だれもが見たことあるし行っているから、ていねいに描かないととたんに嘘っぽくなってしまう

だからこそ、ありきたりな日常描写にこそ、もっとも力をいれているそうです。

 

イラストにおいても「日常の風景」を描くことは少なくありません。

人間観察は、その描写を深める大事な作業です。

 

イラスト研究

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優れたイラストには、多くの技術が見え隠れしています。

たとえば構図や、加工テクニック、色の置き方や選び方。

こういったイラストの表現を徹底的に観察してみよう、というトレーニングです。

 

優れた絵描きは、どうやって絵を魅せているのか。

じっくり観ないと、みえてこない表現がみえてきます。

 

まずは10枚ほど好きなイラストを集めましょう。テーマは自由。

10枚集めたら、「なぜこの絵なのか」をじっくり探ります。その絵のどこに惹かれたのか。

 

ここの色合いがきれい。どういう色を使ってるんだろう。

目の描き方が素敵。上まぶたの描き方を真似できないだろうか。

そんな自問自答をして、あなたの位置を確認しましょう。

 

一度でもひとつでも、答えがわかれば、あなたの尊敬する絵師の定義がすこしみえてきます。

いつもであれば何も考えず、「好き嫌い」だけで終わるところを、こうして考える材料にすることで、一歩先へと進めるはずです。

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2015.10.22

まとめ

イラストの評価は、「好き嫌い」で決まります。

わがままで、不規則です。

それでも、評価を得ていくためには、誰かに「好きになってもらう」しかありません。

 

その「材料」が、知識です。

たくさんの「ものごとの魅力」を知っていれば、時間がかかっても、それを絵に昇華していくことができます。

多くを見れば見るほど、知れば知るほど、あなたのなかに材料が入っていきます。

 

センスは、「材料をどう扱うか」よりも先に、まず「材料があるかどうか」で決まります。

まずは「とにかく材料を集める」からはじめましょう。

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