個人的髪の塗り方を本気で解説してみました。髪の塗り方メイキング

さて、後半戦です。もうちょっとなのでがんばっていきましょう。

お次はをいれていきます。いわゆるハイライトです。わたしはハイライトを2種類入れる主義で、まず1つめから。

すこし薄めの茶色を、スクリーンレイヤーで入れていきます。

15

コツはおもにつむじ付近から書いていくこと。影と同様、線画にしたがって描き入れます。

光があまり当たらない部分(首の裏など)は、控えめに。

 

レイヤー情報はこんな感じです。2つめのハイライトはもうすこし後でいれます。

16

 

つぎに透かしを入れます。透明感を出すために、髪の色を薄める色塗りテクニックです。

エアブラシで前髪に肌色を、毛先に白をうすく塗ります。

 

17

若干ですが、透明感がでました。

 

つぎに色の調整です。オーバーレイや発光など、色調整につかえるレイヤーの種類はいろいろありますが、今回はビビッドライトを使います。

正直これはフィーリングです。コツとかないので、とりあえず色をのせてみていい感じに調整していきます。

18

ビビッドライトレイヤーだけを切り取るとこんな感じ。

19

描いてる本人もよくわかりません。

とりあえず上の方に明るい色、下の方に暗い色を置くのが個人的な定石です。

できたのがこちら。

27

毛先に青みが、つむじ辺りは黄色みが増して、「光に当たってる感」がでました。

色調整はまだ続きます。

お次はチート機能の「色調補正レイヤー」です。ここで使うのは明るさ、コントラスト

クリップスタジオだと「レイヤー>新規色調補正レイヤー>明るさ・コントラスト」で作ることができます。

そのほかのお絵かきソフトでも、ペイント以外であれば色調補正の機能はついているはずです。(色調補正だけできて色調補正レイヤーを作れないソフトは多くあります)

どうしても起動方法がわからなければ、「お絵かきソフト名+色調補正」で検索すればでてきます。

このレイヤーを作ると、それより下のレイヤーの色調整ができるのです。

20

「コントラスト」をすこし上げます。

コントラスト:明るい部分と暗い部分との明暗の差(デジタル大辞泉より)

つまり明るいところをより明るく、暗いところをより暗くする機能です。

コントラストがはっきりしないと、ぼやけた絵になってしまうのです。

こちらが、色調補正レイヤーでコントラストをあげたもの。より明暗がはっきりしました。

21

 

お次は2つめのハイライトです。これは単純に、両端に曲線をいれます。

22レイヤー情報はこう。

23ハイライトの入れ方は人それぞれです、あなたの好みのものを入れましょう。

28

ここで髪の塗りは、一応ひと段落。

以降はほんのちょっとした修正です。まず線画レイヤーに戻り、埋もれている線の色を白く塗って目立たせます。

24

次は毛先がとがりすぎていたので、ほんの少しぼかしで伸ばしました

わかりにくいですが、比べると毛先の違いがわかると思います。

25 さらに線画の毛先部分を髪の色に合わせて変えました

 

26これで最後です。

線画よりも上にレイヤーを作って、毛束を何本か描き込みました

無造作な毛束が数本あると、ふわっと感やさらさら感が増します。完全に好みなので、入れない場合も多いです。

わかりやすいように描き込んだところを青に変えてみました。

29

 

さて、これにて完成です!

 

かなり個人的な塗り方なので参考にならないところも多々でしょうが、なにかひとつでも「これ、やってみよう」というものがあれば幸いです。

気を付けたいポイントは、「影をぼかしすぎない」こと。

当たり前ですが、髪は一本一本が独立しています。

イラストにおいては、それが毛束になっているものを影で表現します。なので、その影をぼかすと境界があいまいになり、髪全体がひとつの塊に見えてしまいます。

ぼかしを髪で多用するのはかなりの高度テクニックです。自信がないうちは、控えておいたほうが無難でしょう。

 

あいまいな記述がかなりあったかと思いますが、まずは「やってみる」こと。

髪はイラストの中でも主役になることが少なくない大事なパーツです。

髪の塗りをマスターできれば、一気にイラスト上達も夢ではありません。

あなたのイラスト添削します

【上達・画力アップ】イラスト添削いたします(3点指摘)【アドバイス・赤ペン等】

イラスト情報はツイッターでチェック!

ツイッターでは最新記事やイラストに関する情報(上達法やおすすめ書籍)、たまに管理人の作品を公開しています。