講座を見ても描けない服のシワ!コツの前に知りたいしわの基本

hukunoshiwanokakikata

イラスト講座のなかでも、「しわの描き方」についてはたくさんの良質な講座があります。ピクシブや教本など、あなたも1度は見たことがあるのではないでしょうか。わたし自身も、現在進行形でたいへんお世話になっています。

イラスト講座はどんどん活用するべき、その意見に異議はありません。ただし、講座を見て模写するだけでは、どうしても「しわの落とし穴」におちいってしまうケースが少なくないのです。

しわが描けない落とし穴

なぜ講座だけでは、しわが描けないのか。しわに関するほとんどの講座が、「どんなときに、どんなしわができるか」というパターンのみを提示しているからです。パターンというのは、ひらたく言えばコツ・ルールです。コツを掴んで描けば、だれでもそこそこのしわが描けます。

だからこそ、すでに上達した絵描きのかたは「まずはパターン」と考え、そのコツをまとめてくれているのです。パターンを覚える、これは絵に限らず上達の基本です。

ではなぜ、それだけではだめなのでしょう?実際に「パターンに従ったシワ」を見てみましょう。

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どこか、おかしくないですか?しわのできる王道パターンにしたがって描いてみたのですが、どうもしっくりきません。

さて、話をもどしましょう。なぜ「パターンのみのしわ」だとだめなのか。

 

答えはひとつです、「しわがただの線になってしまうから」。パターン化されたしわの位置、初心者はそれを線として覚えてしまうのです。そして線のまま描いてしまう。講座で学んだ「どんなしわができるか」、この一点のみに集中して描いてしまうのです。

 

しわは線ではない

しわは線ではありません。イラストでは線で表しますが、しわそのものは線ではなく、「布の折りかさなり」です。「布の折りかさなり」を表すために、線をひくのですが、それにはどんな線がいいでしょうか?

 

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からだに沿ったり、回り込みがあったり、立体的な線です。とくに見落とされがちなのが、布の厚み。布といっても少なからず厚みがあります。この表現がたりないと、先ほどのようなどこか足りないイラストになってしまうのです。

意識すべきは人体だけではなく、布もいっしょ。布も立体だと意識することで、平面的なしわから抜け出すことができます。

 

参考:

立体感がないイラストを卒業!立体的に絵を描くテクニック3点

2015.05.10
huku

 

 

まとめ

わたし自身、しわの描き方を熱心に勉強しても、「なんかちがう」と頭をかかえている時期を長くすごしました。そんなときにこの考え方にであって、ようやく見えない落とし穴から抜け出せた感動をかたちにしたくて、今回こんな記事を書かせていただきました。

 

しわに限らず、イラストには「ただの線」なんてありません。線とはかならず何かを表している代理です。だからこそ、「なにを表しているのか」をつねに考えながらひくことで、その線はイキイキと変わってきます。

 

すくなくとも私の絵は、この考え方にであう前と後では、大きく変わったと自覚しています。もしあなたが服のしわの描き方で悩んでいるのなら、「どんなときに、どんなシワができるのか」だけでなく、「なんのためのシワなのか」「どうしてここにシワができるのか」という疑問をいっしょに考えてあげるといいかもしれません。

 

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